購読していないと見られないのだけど、
今週配信された「小林よしのりライジングVol.370」は
ものすごく面白かった。
「お疲れ様、安倍首相」というお題で、
これでもかこれでもかと安倍首相を労っている。
安倍政権の足跡を辿る意味でも、最高傑作!!!
うっかり忘れちゃっていたけど、そうだよ、そうだよ、
こんな足跡も残されてきたんじゃないか、安倍政権は!
と思うことばかり。
おかげさまでこの7年8か月の政権のあゆみを
(ときに爆笑しながら)
(ときにはらわたが煮えくり返る思いで)
振り替えることができた。
好きとか嫌いとか個人的な感情ではない。
一国の総理として、何をしてきたか。
それがライジングには余すところなく綴られていた。
そういえば第二次安倍政権が発足したばかりの頃だったか、
リレー方式で担当していた産経新聞の小さなコラムで、
「病気持ちの首相で大丈夫なの?」というような内容を書いて、
ものすごいバッシングにあったことを思い出した。
私が尊敬するある企業の経営者は、自分が就任する際、
まず自らが健康であることを条件にしていた。
少しでも健康に不安があって、正しい判断ができなければ、
社員も、社員の家族も路頭に迷う。
それだけは避けなければならないという理由からだった。
国のトップなら何をかいわんや。
第一次政権のときを引き合いに出してそれを綴ったら、
ネット上で上から目線だの冷酷だのと散々非難されたなあ。
一国民としては、当然問うべきことだと私は思っているのだけども。
安倍政権だったから批判されたのか。
掲載したのが産経新聞だったからなのか。
いつの間にかコラムの仕事はなくなった。
これが原因で干されたのだったか、コラムそのものが
なくなったのか、もはや思い出せない。
しかしライジングでは、この難病のことなど
吹っ飛んでしまうくらいの安倍政権の偉業の数々。
いや~、驚いた。
永田町では完全に出来レースで、
もはや誰が首相になるかというより、
誰が幹事長になるかが取り沙汰されている。
奇妙なくらい内向きだ・・・。
この先、経済のジリ貧が続いて税収が減り続け、
協力金やら補償やらで支出が増え続けたら、
社会保障も安全保障も立ち行かなくなる。
ただでさえ少ない防衛予算だって、聖域なしとして
削られでもしたら、本当にどうなるのだろう。
コロナ禍がもたらしたもの、それは中国の台頭だった。
国際社会が共産党独裁体制の軍門に下る、
そのきっかけとなったのはcovid-19であった。
100年後、コロナ禍の歴史的位置づけが、
こうなっているかもしれない。
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